多焦点EDOFレンズVIVITYの感想
みなさんこんにちわ。
白内障手術をする際に多焦点レンズというピントがたくさんのところに合うレンズがあります。
レンズ代が別途30万ぐらいかかるし、乱視のあまり多い方には向いていないのですが、
うまく使えばピントの幅が広がるので、僕もよく使っています。
その中でアルコン社から出ているVIVITYというレンズについて紹介します。
ここ半年で10件ぐらい使ってみての感想を患者さんから集めてみると
遠くから中間に関してはとてもいいようです。50cmより近方になると少し見えにくくなりますので
本を読むなどは老眼鏡が必要だが、値札を見る、食事などは問題ないようです。
ハロ、グレアも少なく、コントラスト感度の低下(鮮やかさの低下)が少ないなので、
僕は将来自分が白内障手術受けるなら選択肢に入れるレンズだなと思っています。
ただ乱視に対応していないので、条件が揃っている方限定ですが。
またオッセイというジョンソンアンドジョンソン社からオデッセイという多焦点レンズも12月から発売されます。
こちらはシナジーの後継機という位置付けになります。
まだまだ多焦点レンズは黎明期ですね。