ぶどう膜炎とは?レーザーフレアメーターの意義
ぶどう膜炎とは?
一言で言うなら目の中の血流の多いぶどう膜という部分から起こる目の中の炎症です。
炎症が起こると、霞んで見える、眩しい、黒目の周りが充血する、飛蚊症増える、などの自覚症状が起こります。
これが増えたり、引いたりを繰り返します。
いつも写真で説明するのが難しいので、去年買ったレーザーフレアメーターで炎症の程度を数量化して当院では説明しております。
数量化のすごい所は、誰が見ても数値で増悪、改善したのかがわかる点です。
ぶどう膜炎診療ではレーザーフレアメーター威力発揮です。
その中であえて典型的なものの写真をあげます。
この白いのが炎症成分の集合です。
これはサルコイドーシスという自己免疫疾患が考えられる写真です。
ブドウ膜炎は患者さんにはわかりにくい疾患ですし、説明が難しいところ、わかっていないところも多いのですが
少しでもわかりやすいように数値化できるようにしていきたいと思っています。