屈折、近視、遠視

オルソケラトロジーについて

オルソケラトロジーについて

オルソケラトロジーという言葉をご存知でしょうか?

夜間にコンタクトレンズをすることにより角膜の形を強制することで、日中メガネやコンタクトをせずに裸眼で近眼の方が遠くまで見られるようにするものです。手術をせずに近視を矯正する方法です。

オルソケラトロジーの適応に関しては0 からー4Dと軽、中程度の近視で乱視も軽くないとダメと制約もあります。それに日中にコンタクトレンズをしたらいいのではと今まで否定的な意見を持っていました。

ところが最近近視抑制に関して新しいデータが出てきており、近視抑制に関してオルソケラトロジーを用いると年間30%程度の近視抑制が見込める、低濃度アトロピン(マイオピン)との併用効果が見込めるため、オルソケラトロジーも導入することにしました。自費診療になります。

オルソケラトロジーの良さはマイオピン点眼と異なり視力が改善するので、患者さんに喜んでもらえる点です。実際オルソケラトロジーを始めた方には好評いただいておりますし、こちらも一緒に喜べます。

ただ感染症だけはおこさないように十分気を付けてしていきたいと思っています。

ご興味ある方がいらっしゃればご相談ください。