多焦点レンズ白内障手術に対する選定療養を始めます。
今まで白内障手術に多焦点レンズを用いるのは自費診療でした。先進医療に入っていると保険でカバーされている方はそれを使っていました。
この4月から多焦点眼内レンズを用いた白内障手術をする際に、一部保険診療を用いて、それに眼内レンズの差額分を払う選定医療というシステムを使うことになりました。
多焦点レンズの値段の設定は大津市内のクリニックによってもまちまちです。
うちではTECNIS MULTI, symphonyをよく使うのですが18万(乱視用は23万)、3焦点レンズは28万(乱視用で33万)+消費税に設定しています。
それに白内障手術の保険診療分3割負担なら4.5万円、2割負担なら3万を追加した額が手術代になります。
うちでは70歳までの方に多焦点レンズを勧めることが多いので3割負担なら
2焦点なら23万、焦点深度拡張型23万(乱視用28万)、3焦点33万(乱視用38万)+消費税になります。
まとめ 多焦点レンズは先進医療から外れました。先進医療特約も使えないので自費診療になりました。その中で白内障手術の保険診療分を認めてくれるので
自費診療に比べて、一部分でも健康保険で賄える選定療養は多焦点レンズを使うならお得です。