眼内レンズ脱臼に対してカートリッジと鑷子によるIOL摘出、強膜内固定をしてみました。
最近眼内レンズ脱臼が数件あったので、最近流行りのカートリッジと鑷子による眼内レンズ摘出やL字切開による摘出を行っています。
脱臼した眼内レンズを前房内に移動させ、眼内レンズを3.2mmの切開層からカートリッジと鑷子を使って摘出します。
その写真がこれです。
眼内レンズを3mm程度の切開層から無理なく取れるので、術後乱視の心配なく摘出できます。
その後硝子体切除し眼内レンズを強膜内固定しています。
これで3mm程度の小さい切開層から脱臼した眼内レンズを摘出でき、新しい眼内レンズを眼球に固定することができます。
今までの手術なら6mm程度の切開層を開けて手術していたので、かなり小さい切開層で洗練された手技でできるようになってきています。