網膜静脈分枝閉塞症にみる OCTアンギオグラフィーと広角眼底撮影のred freeモードの虚血の写り方の違い

OCTアンギオ

広角眼底撮影レッドフリーモード

通常の広角眼底撮影

最近網膜静脈閉塞症や糖尿病網膜症の無血管野を調べるのに

広角眼底撮影のred freeモードが使えないのかをずっと見ています。

最初の写真がOCTアンギオで撮影した写真でこれの黒い部分が血管のない無血管野です。

次の写真が広角眼底撮影のレッドフリーモードの写真でぼんやりと黒い部分が無血管野になります。

最後が普通の広角眼底撮影の写真です。

レッドフリーモードでもなんとか無血管野を捉えられるが、OCTアンギオほどは捉えられないという状況ですね。

ただ検査時間は圧倒的に短くすむので、経過観察にはいいのかなと思いますし、重症の患者さんもこれでしっかり捉えられます。