角膜

翼状片の手術とは?

徐々に白目の内側から黒目に白目が入ってきたという方がこられますが、これは翼状片というものです。(写真左下)

翼状片は紫外線により白目の結合組織が増殖することで、徐々に角膜内に結膜内の結合組織が侵入してきます。

これにより乱視がキツくなってくると視力低下を起こしてきて、さらに瞳孔領に侵入してくると本当に見にくくなって来てしまいます。

なので、乱視がキツくなってくたら翼状片手術を受けてもらっています。

翼状片手術の術後1日目が写真右上、2週間後が左上の写真です。

手術後は再発の可能性があるので、手術時に抗癌剤を使ったり、他の部分の結膜を移植してきて結膜侵入をブロックするなど工夫を重ねて

再発予防をしています。

また術後も再発予防のためステロイド点眼をしばらく続けてもらいます。