ICL(有水晶体眼内レンズ)について

ICL(有水晶体眼内レンズ)について

有水晶体眼内レンズ挿入術はレーシックのような近視矯正手術の一種です。

以前のLASIK(レーシック)と何が違うかというと、LASIKは角膜を切除してしまい近視を矯正するので、ハロ、グレアなどの眩しさが出てしまう、ドライアイが必発する、コントラスト感度が低下する、などの問題点がありました。

ICL挿入の場合、角膜切開創から水晶体の前面にレンズを挿入するだけなので、白内障手術に慣れた眼科専門医にとっては簡単なのと、また取り出すことができるのが長所です。例えば白内障が進行した場合、白内障手術時に取り出すことができるのです。レーシックで必発のハロ、グレア、ドライアイ、コントラスト低下もあまり起こりません。それにLASIKでは強度近視の方は適応外だったのですが、ICLでは強度近視の方でも受けることができます。ICLは中等度近視から強度近視で尚且つ乱視がきつくない方がいい適応です。

ただICLもいいことばかりではありません。白内障手術と同様に感染のリスクが1/6000ぐらいあること、術後炎症が起こること、近視矯正の度数合わせがLASIKほどは正確ではないこと、何より自費診療であることです。

自費診療で片眼35万、両眼で70万です。

ただし、ライセンスを取るために2人、4眼の治験が必要です。その適応になる方募集しております。

興味ある方はお声かけてください。